【海外就職日記】現地採用のお仕事1か月経過|不慣れとストレスの間で

マレーシアで現地採用として海外就職をし、早1ヶ月が経過しました。
この1ヶ月を振り返ってみることにします。

 

通勤には慣れたか

職場に通うこと自体は 慣れてきた気はしています。
通勤はGrab(グラブ)というUber のような配車サービスを使っているのでタクシー通勤のような形で通っています。

帰りも基本タクシーですが、渋滞があるので電車で帰ることもあります。

渋滞にはまっても電車で帰る時とかかる時間は変わらないんですが、長い時間車という密室でドライバーさんと1対1という状況に耐えられるかどうか、それはどんなドライバーさんに当たるか次第ってことで、いわば賭けのような気分になるんです。

オフィスを出るとき、ひとしきり迷うんです。

Grab呼ぼうかな、どうしようかな、と。

座ってるだけで着くんだから楽ちんじゃん!ととるか、長時間身動き取れないし!ととるか、この辺は人によって(または状況によって)好みが分かれてくるところだと思います。

仕事は軌道に乗ったか

仕事内容については、組織で初めての日本人(日本語話者)として採用された立場なので、誰かの引継ぎというわけではなく、これから自分で作り上げていく必要があります。
カウンターパートである日本人の組織とやり取りしながら仕事をもらってデリバリーしていくような形です。

先方とのやり取りは基本的に日本語なので、自分の上司があれこれマネジメントできる範疇ではなく、ある意味自分の裁量で自由にできるようなラッキーな状況ではあるのですが、やはりまだ始まったばかりということもあり、カウンターパートも様子を見ながらという感じで、まだまだ助走期間という表現が適切なのかな、という感じです。

同僚とはうまくいっているか

これは微妙なところです。
別にうまくいくほど仲良くなっていないけれど、うまくいっていないわけでもない、という。

私の部署はほぼマレーシア人、たまに外国人としてインド人インドネシア人がいるような形ですが、この多民族国家マレーシアの中にあっては誰が外国人なのかさっぱりわかりませんで、明らかに外国人っぽいのは私くらいなものです。
(もしかしたら、私も中華系マレーシア人と思われているかも?その辺の感覚がまだわからないんです。。)

私は普段からあまり仕事中に雑談しないので、挨拶以外あまりしゃべらない今の状況は自分基準からすれば普通なのですが、なんせみんなとってもフレンドリーでおしゃべりしながらお仕事をしているような様子なので、そんな中にあっては若干疎外感を感じてしまいます。

日本語でもそんなにしゃべらないくせに、もっとみんなと気安く話せるように軽い雑談を無意識的にできるぐらいの英語力があったらいいなーなんて思っちゃったりして。

たぶんそのくらい英語力がついてきたとしてもそんなに雑談しないだろうなーというのは目に見えていますが。

でも、その英語力が明らかにみんなのレベルに至っていない、そんな劣等感みたいなのがあるから、なんというか孤独を感じてしまう部分があるんです。

ストレスの度合いはどうか

正直、ストレス度は高いなーと日々思っています。

これは日本で就職していても多少なりとも同じコトになっていたと思います。
新しく入った会社で新たに人間関係を構築していかなければならないのですから当然です。

ここで上手くやっていけるのだろうか??
仕事で成果が出せるのだろうか??

と不安になることは多々あります。

で、今回の就職では特にコミュニケーションの面でも先述のように焦りの気持ちを持っているので、仕事ができるかどうかの不安に輪をかけるような形で一層厚いストレスを感じてしまっています。

自分のワークだけにフォーカスするなら全く問題なくできると思っているのですが。

問題は組織のマネジメント的な部分で、全編英語環境の中、周りのマレーシア人のスタッフの皆さんと協力しながら組織運営をしていくような局面でちゃんと自分も役に立っていけるのかというところです。

正直、外資系企業で完全英語環境の中でお仕事をすることは、私にはちょっと背伸びし過ぎだったのかなとも思っています。
そーんな感じなので、就労ビザの2年間というのは結構長いな、と思っていて、試用期間で終わりかもなー、とか毎日思ったりしちゃってます。

とはいえまだ始まったばかり

ここに率直な思いを書いてみたのも、この時期不安やストレスを感じたりネガティブな気持ちになってしまうのは、自分の性質上あるあるなことだからです。(みんなそうだよね?とまでは思わないけれど、こういう人多そうな気もする)

「慣れる」という漠然とした言葉の中には、新たな場所・新たなシチュエーション・新たな出会いに遭遇する機会が少なくなる、という意味合いがあると思っています。
新たなコトに遭遇する機会が多ければ多いほど、知っていれば避けられたはずの(自分にとって)不快なコトを避ける術を持たず真正面から立ち向かうことになりがちです。

そんな日々を今自分が過ごしているわけですから、勝手知ったる場所で暮らすのとは格段にストレスの度合いは高くなってしまうんだろうなーというのはわかっているし、仕方ないことだなと思っています。

なのでこうやって積もり積もっているストレスちゃんたちをブログネタとして昇華させつつ、慣れていくまで自分のご機嫌をうまくとりながらやり過ごしていこうと思います。

そう、自分のご機嫌は自分でとるのじゃ。