【海外就職日記】マレーシア現地採用、入社初日のお話

マレーシアで現地採用として就職することになった私のお仕事日記。
今日はマレーシアでのお仕事初日。

海外で働くことも、英語が公用語の会社で働くことも初めての私にとっては、新卒で就職したときとも、転職した初日とも異なる、いろんな緊張感が混じりあった感覚で会社に向かいました。
そんな一日がどんな感じで進んでいったのか、記録に残しておきます。

 

マレーシア現地採用初日:研修集合!

初日の集合はHRの人からメールで指示された通り、ビルのロビーで待ち合わせ。
15分前に到着したので少し時間をつぶさないとなーと思っていたら、集合場所には結構な数の人が既にいたので私もそこに溜まって待つことに。

HRの人からのメールには、

Please be reminded that our dress code is business formal.

という念押しとともに服装ガイドまで添付されていたので、超ドメスティックな環境で働いてきた身としては最も保守的なスーツスタイルで向かったのだけど、周りを見渡すとジャケット着ていない人も多いし、ペタンコ靴の人もいるし、ノースリーブワンピースの人もいるしで、意外とみんなカジュアル。

全部で30人近くいたのかな、という規模感だったのだけど、外国人は私ひとりだけだったよう。
でも、マレー系も中華系もインド系もみんな混じっているからか、自分だけ外国人という疎外感は全く感じなかったのがなんか不思議な感じ。

どっちかというと、英語がうまくしゃべれないことの疎外感の方が強い。。。

マレーシア現地採用初日:オリエンテーション

今日は夕方までHR主催のオリエンテーションらしい。

今回初めて知ったのだけど、"On-boarding"って「新人研修」のことを言うんですね。
文字通りに解釈した「搭乗手続き」から、会社にJoinするためのあれこれを指しているんだろう思ってはいたけど、初日から配属先に行くのかオリエンがあるのかどっちなんだろう??と疑問が浮かんだ身としては一つ勉強になりました。
ちゃんと調べといてよかった!

で、オリエンテーションでは会社の歴史とか、実務的なPC周りの登録作業とか、IDカードの写真撮影とか、そんなことをしながら一日が終わりました。

ちょっと面白かったのは、研修ルームに入って「好きな席すわって!」となった時の行動。

参加者は当然みんな今日入社の人たちでお互いのことを知らない状態なので、私自身はスライドが見えやすい場所に陣取ったのだけれど、ヒジャブを被った女性が座った横に、別のヒジャブを着た女性達が集まったんです。
男性(この場では少数派)は男性同士で固まって座ってる。

やはり自分と近しい印象を抱く人の近くに集まっていくものなのだろうか。

そしてオフィスツアーの時には、男性参加者達が常に最後尾を歩くように気を使ってくれていて、エレベーター乗るときも、セキュリティドアを通るときも、常に女性参加者達が全員通ってから男性陣が通る、みたいな流れになってました。
見るからに男性参加者達の気配りによるところなのだけれど、これはいわゆるレディーファースト的な(日本以外なら)どこででも見られる光景なのか、それともたまたま今回の男性達が気を使ってくれたことによる現象なのか、これからも気を付けてみておきたいなーと思う光景でした。

マレーシア現地採用初日:職場へご挨拶

研修終了後、各部署の担当者が迎えにきてくれて、それぞれの職場へ連れて行ってもらいます。
みんな集まったところで挨拶するのかな??とか思って何言うか考えてたんだけど、迎えに来てくれた担当者がいろんな人のデスクに連れて行ってくれて、個別に挨拶する形になりました。

ただでさえ記憶力が衰えてきている今日この頃なのに、聞き慣れない名前で全然覚えられない。。。
名前は申し訳ないけど追々覚えていきます、、、

マレーシア現地採用初日:帰り道でUターン

オリエンテーションの中でPCを配布してハンズオンで設定を行う時間があったのですが、私のPCは準備が整っていなくて、私だけPCなしで説明だけ聞いていたんです。

で、PC準備できたら連絡するから電話番号書いといてと言われ、指示に従ったんですが、オリエンテーションも終わって配属先で挨拶も済ませて手持ち無沙汰になって早めに退社したところ、帰り道で連絡がきた!
急いでオフィスに戻ってPCの配布を受けたのですが、このやっつけ感よ。

でもPC準備してくれた人も早く帰りたいよね。
当日中に対応してくれて、そして私が戻るの待っててくれてありがとう!

そして、人事系のツールとか、業務上の情報共有イントラの紹介とかは全くなく、それらのアクセス権をちゃんと準備してくれているのか、そしてその担当は誰なのかなどさっぱりわからないけど大丈夫なのだろうか。
これは案内が来るのを待っていた方がいいのか、誰か取っ捕まえて確認しといた方がいいのか、心配になっちゃうなあ。

こんなこと事前に心配する方が変なのかな、そんな気もしてきたな。
これからいろいろ驚くこととか考え方の違いを目の当たりにする場面が出てくるのだろうと思うけれど、なんだか楽しみになってきた。