【海外就職日記】マレーシア大使館(in東京渋谷)へ行ってきた

まだビザもおりていないのに、渋谷のマレーシア大使館へ行ってきました。
なぜ??

エージェントに言われたから。
「マレーシア大使館へ行ってきてください」と。

なぜ??

 

学生時代から姓が変わった人は要注意!

ビザ申請のために提出する書類の中に、学歴を証明する書類があります。
多くの人にとってそれは、大学の卒業証明書と成績証明書になるのですが、出身大学によっては在学中の名前でしか発行してくれないケースがあるのです。

私は運悪く、このケースに当てはまってしまいました。
パスポートの名前と異なる名前で学歴の証明書を提出されても、会社の人も移民局の人も「ほんまかいな」ってなりますよね。

なので、「これは確かに私なんです!」と証明するために追加の書類が必要になります。
日本人にとっては、戸籍謄本を見せることで旧姓と現姓の関係を証明できるのですが、残念ながら戸籍謄本は日本語です。

じゃあどうするか?

戸籍謄本を英文化して、それが正しく翻訳されたものであることを公的に証明してもらう必要があるのです。
英訳は自分でやります。

公的な証明は、提出先が受け入れてくれる方法によって実施します。
今回のケースでは、提出先はマレーシアの移民局になりますので、移民局が受け入れてくれる方法で公証を受ける必要があります。

マレーシアビザ申請必要書類における公証(2018年9月時点)

マレーシアの場合、公的な証明は2段階でとることになります。
(おそらく、移民局で認められた実績のあるやり方がコレ、ということなのだと思います。本来は、その時点で移民局が許可できる方法を都度都度問い合わせて確認するのが筋なのだと思います)

1.公証役場で英訳が正しいことについて公証を受ける

まずは、近所の公証役場へ出向いて、翻訳が正しいものであることについて公証を受けます。

私:自分が英訳したこの戸籍謄本written in English は、日本語の戸籍謄本を正しく英訳したものであることを誓います!!
 ↓↓↓
公証人:はい、間違っていないと宣誓しましたね。それでは公証印押します。ポン!!
 ↓↓↓
法務局:この公証印押した公証人は確かに在籍している公証人であり、この印は真正なものです。ポン!!
 ↓↓↓
外務省:この公印はちゃんとした手順で正しく押されていることを外務省として証明しますよ!ポン!!!

って感じ。

ここまでは東京都内の公証役場なら一遍にやってもらえます。

2.1で受けた公証に対してマレーシア大使館の公証を受ける

ここでマレーシア大使館に出向く必要があります。
1で貰った公印もろともマレーシア大使館に提出し、確かに日本の外務省が認証した書類なので公文書として扱っていいよ!という許可をもらいます。
これも、ポン!!っとハンコもらう感じの手続きです。

なんというか、何の意味があるのかな、みたいな。。。

これら、わざわざ現地に出向かないといけない、というのがかなり面倒。

そしてさらに面倒なことに、申請時はただただ申請書類を提出して手数料を払うのみで、書類の受領は翌営業日になってしまいます。
つまり、書類提出(申請)で1回、翌営業日以降に受領で1回、それぞれ大使館へ足を運ばなくてはならない、ということです。

郵送申請や代理申請は認められていません。

さいごに

これ、東京近郊に住んでいても面倒なのに、遠くに住んでいる人にとってはとんでもない負担ですよね。。。
どうにかならんかのう。。